ドリーム・ラヴァー新十津川事業所内の《シピラサコタン》にて、北海道初のブッシュクラフト講座が行われました。 講師は弊社代表、ジャパンブッシュクラフトスクール公認シニアインストラクターの紀國聡。 地元新十津川町から、はるばる札幌から、 おとな6名、こども2名のみなさんが参加してくださいました! 前日まで悪天候が続き、雨と寒さが心配でしたが 当日は見事に晴天、気持ちの良いフィールドを楽しむ事ができました。 簡単な自己紹介のあと、 早速フィールド内の食材を調達しに。 わんさかある、フキやヨモギ、セリ、ミツバなどなど。 好きなだけとったら、ロープワークの練習に入ります。 今回はタープを張るための三種類の結び方を学びました。 最初は混乱しがちですが、「慣れ」ですのでとにかく何度も何度も身体が覚えるまで練習。 キャンプやアウトドアに慣れているかたは、さすが、スルスル出来ちゃいますね。 三種類の結び方をマスターしたら… タープを張って、シェルターを作ります。 ブッシュクラフト要素を高くするならば、ナイフを持って山の木から適度な長さの棒とペグも自作する、ということも出来ますが 今回は「はじめての」ということでペグは市販のもの、棒はすぐ使える物を用意しました。 ペグの打ち方やタープの張り方のコツを学び 目の前で焚き火を前提で、シェルターをつくってみましょう! 各々、好きなところで「自分の居場所」づくりです。 その頃、『プレス空知』さんの取材が入りました。 タープが張れたら、いよいよ火起こしです! 奇しくも講座の二日後に大阪で大きな地震がありました。(幸い大きな被害は無かったようですが) もし、災害などでサバイバル状況下になったとき 一番大切なのは水でも食べ物でもなく、「体温の保持」です。 雨でも、マッチも燃やす物も持っていなくても 「どんな状況でも火を起こす事が出来る」という技術はとても大切。 シェルターを作り、材を集め、火を起こすことが出来れば暫くは命を守る事が出来ます。 ブッシュクラフトではそんな技術も学ぶ事が出来るのです。 金属をこすり合わせて火花を飛ばすメタルマッチで着火する方法や、作って保存しておくと便利な着火材の作り方などをご紹介。 薪となる材を集め、実際にタープ前で「確実に」焚き火をつくります。 焚き火ができたら、調理開始!! さぁ、みんなでやってみよう!! 細い枝、太い幹…フィールド内をうろうろ。 材集めって、意外と楽しくて夢中になったりします。 メタルマッチで頑張る派、普通のマッチで確実に一発着火を目指す派… そして、着火のあとの「焚き火を維持させる」こともとても大切。 焚き火には、暖をとる、調理をする、だけでなく ゆれる炎を見るだけで心まで癒されるという効果もあります。 くらし部長が「そのへんのもの」で作った料理をみなさまに振る舞いました。 ヨモギとコンフリーとウドの天ぷら、セリのおひたし、つけもの。 火を起こし、調理をし、食べ、それぞれ思い思いに過ごします。 タープと炎の間に乳児がいるというなんともサバイバル感満載な(笑) さて まったりと過ごしたあとは、スポーツドリンクを自作してみよう!のコーナー。 要は水分、糖分、塩分、酸を合わせれば良いだけなので、 混ぜてシャカシャカ! じゅーすも、いえにあるもので、じぶんでつくれるよ! さて、いよいよクロージングです。 「遊び」としてのブッシュクラフト的には「火を確実に消して、大地を元通りに戻す」ということが一番大切。 後始末はきっちりと!お願いしまーす!! タープも片付けて、 解散でーす みなさま、お疲れ様でした!! さいごに、みんなで はじめてのことで不手際もあったことかと思いますが、 主催者としてもとっても楽しい一日でした。 自然の中で、少しの装備とそのへんにあるもので楽しむ時間、いかがだったでしょうか? ドリーム・ラヴァーでは今後も毎月定例で違ったテーマでブッシュクラフト講座を開催してまいります。 今回は「はじめて」がテーマでしたが、もっと極めたいかた、上級者向け、たくさんのかたとこのフィールドを創っていきたい♪ 参加いただいたみなさま、ありがとうございました!! これからもよろしくお願いします! |
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June 2018
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